墓じまいに必要な費用について知る!!墓じまいの費用の内訳とは?!

墓じまいとは、お墓の引っ越しを行い、お墓を綺麗に片付ける事で、お寺や墓地管理者に敷地を返す事です。そんな墓じまいの費用について一体どんな費用がかかってくるのか具体的に知っていますか?ここでは、墓じまいの費用の内訳についてお届けします。

墓じまいには宗派や宗教の制限が無いって本当?

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墓じまいでは、特に宗派や宗教の制限を設けてはいません。なので、宗派や宗教を問わずに遺族側の都合の良い供養方法を選択する事ができる為、それは墓じまい最大のメリットでもあります。お願いしたい供養方法があれば大抵どんな宗教を信仰していても受け入れてくれます。また、墓じまいの改葬先の供養方法には、供養の維持費も少なく済む為経済的な魅力もあります。

墓じまいにかかる費用とは?

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① 遺骨の行き先の為の必要費用

墓じまいをする前に、初めに墓じまいを終えた後の遺骨の行き先を決める必要があります。遺骨の行き先と言えば通常はお墓をイメージすると思いますが、お墓は必要無いと言う場合、例えば、海洋散骨や合祀墓へ遺骨を埋葬する方法などがあります。遺骨で絶対にしてはならないタブーな行為は、自分で亡くなった方の遺骨を破棄する事です。必ず専門業者に相談して、遺骨の行き先を決めるようにしましょう。

お墓を持たない場合の選択肢と費用

手元供養
手元供養は、墓じまい後の供養方法としては、最も経済的でお金のかからない供養になります。遺骨を保管する骨壺も選ぶ物によって価格帯も広くなっており、安く納めるのであれば大体5万円前後で手元供養を行う体裁に整える事ができます。
納骨堂
納骨堂は、永代供養がセットになったお墓タイプです。納骨堂に色々な種類があり、上質な霊廟など選ぶタイプによって変わってきます。大体10万円~20万円前後の施設などが多くあります。
海洋散骨
海洋散骨は、遺骨をパウダー状に粉骨して海に流す供養方法です。自宅で粉骨する事もできますが、一般的には専門業者に依頼して大体3万円前後で粉骨が可能です。ですが、海洋散骨まで全て専門業者に依頼する方が安心でお勧めです。供養のパックが提供されており、約10万円~20万円が供養料金の目安になります。専門業者に依頼すると、散骨した証明証やプレートをはじめ、施設内にある石碑に故人の名前を彫刻するサービスもあるなど、記念に残るようなプラン提案が行われています。また、心強いサポートを受ける事ができる点も嬉しいポイントです。

② 離檀料が必要な場合もある

今お墓を管理している場所が寺院墓地の場合、お墓を建てた時にお寺の檀家になっている可能性が高い事が挙げられます。なので、その場合は墓地を離れると言う事は檀家も離れる事になります。そこで、離檀料をお寺から請求される事があります。この離檀料ですが、自分のご先祖様が檀家になっているお寺によって、檀家料が有る場合や無い場合もあり、また、金額に関しても様々となっています。

離檀料の目安

離檀料の金額は、基本的に日頃の法要時のお布施と比例しています。なので、法要時のお布施が高い場合は離檀料も高い事が多いです。一般的には約5万円~10万円、20万円あれば十分と言えます。時々お寺の方から一般的な相場金額以上を料金提示され、離檀料トラブルに発展するケースもあります。しかし、こうした場合でも誠意を持って交渉して相場金額に近づけていく事もできますが、檀家料でのトラブルが起きた際には役所に相談するのも一つの方法です。また、最近は、墓じまいや改葬に関する様々な手続きや交渉まで、専門業者で請け負ってくれる所もあります。

③ お墓を閉める際の閉眼供養費用

墓じまいをする事に決めた際、墓じまいを行うマナーとして初めにお墓から魂を抜く閉眼供養を行います。昔から伝わる仏教の習わしになります。供養の際に必要なお供え物などの費用をはじめ、当日の供養で読経を依頼する僧侶に渡すお布施の準備が必要です。通常、お布施の目安は大体3万円~10万円程度となっています。地域によってもお布施の金額は大きく変わるので、価格帯は幅広くなっています。ですが、一般的には5万円前後がポピュラーで多いです。
お布施も渡し方にきちんとした作法があり、白封筒に黒ずみでお布施と書き、お札は新札を避けて、一度折って折り目付きの物を用意しておくのがマナーです。お布施を渡す際には、小さなお盆や袱紗の上に置いて渡すのが作法となっています。

お墓撤去で更地にする費用

墓じまいでは、お墓のあった場所を更地に戻す必要があります。このお墓の解体や撤去には、石材業者が作業を行います。遺骨が納められている場所の扉の開閉も、業者に任せる事ができ、スムーズに撤去を行う事ができます。

更地費用

個人の墓地の場合、お墓の撤去作業を行ってもらう為に石材業者を自分で探す事になりますが、大体は提携している石材業者があるのが一般的です。なので、提携業者に依頼するとスムーズに進行し、安心して作業を行う事ができます。お墓自体の解体費用に関しては、お墓のサイズも大小と豊富にあるので費用にばらつきはありますが、一般的には1㎡で約10万円が目安となっています。また、墓石の撤去や解体しにくい立地条件では、費用は割高になります。

古い遺骨の手入れ費用

例えば、風葬習慣があり火葬されずに埋葬されたり、古い遺骨があったりする場合、遺骨を取り出したら手入れをする必要があります。その際に、手入れ費用が発生します。

遺骨手入れ費用

土葬や風葬で完全に火葬されていない遺骨は、再火葬を行います。この費用に関しては、業者により色々ですが大体15,000円~50,000円前後が相場となっています。火葬された遺骨であっても、長年埋葬されていると菌やカビなどが付着します。こうした場合、一旦遺骨を洗って乾燥させ、綺麗な骨壷に再度入れなおすことも多いです。遺骨を洗ったり乾燥をしたりする手入れ費用は、その大きさや状態によって様々ですが、約2万円~3万円前後が目安となっています。粉骨の場合には、約2万円~5万円前後と考えれば対応してくれる業者もいます。

墓じまいで追加料金が発生する場合とは?

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墓じまいでは、追加費用が発生するケースがあります。例えば、お墓が山奥などにあり、墓じまい作業で使用する重機を使う事ができない場合があります。その際には、お墓を更地に戻す際に、相場費用よりも割高な工事費が請求されます。また、今まで墓地で使用していた墓石を新しいお墓でも墓石として使用したい場合、墓石の運搬費用と設置費用が発生します。
その他、少し稀なケースになりますが、完全に遺骨が火葬されていない場合、再火葬が必要になります。例えば、戦後に亡くなられた方の遺体では、火葬場の火力が低かったり死亡者が多かったり、十分な火葬ができておらず完全な骨になっていない事もあります。再火葬を行う際には、火葬場手配をして火葬が可能となっています。なので、火葬代金や火葬時の僧侶招待のお布施など、追加費用としてかかってきます。

墓じまい費用を抑えるコツとは?

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墓地を撤去する際には、必ず自分の墓地だった場所は綺麗に更地に戻しますよね。この更地に戻す際に、お墓のある場所によっては管理者から工事業者指定を受けるケースがあります。ですが、特に指定される事が無い場合には、自分で専門業者を選ぶ事が可能です。工事費用の目安は、大体1㎡10万円になりますが、探せばそれよりも安くお得に請け負ってくれる業者も見つかります。なので、墓じまいの見積りを業者から取り、自分が納得のいく価格と工事を行ってくれる所を選ぶのが無駄な費用をかけないコツです。